記事一覧

「玉ひらの実」児玉ひとみ人形展を観てきました。

前回の記事では、加賀市大聖寺(熊坂町)の蓮光寺にて期間限定の東海道五十三次図金屏風を拝謁することができました。
 
その同日、蓮光寺の隣に位置する蘇梁館(そりょうかん)にて創作人形作家の児玉ひとみさんの個展が開かれていました。「玉ひらの実」というタイトル名です。
 
会場の蘇梁館は伝統文化を今に伝える建物です。江戸末期この地に北前船の最大勢力を誇った久保彦兵衛がいました。六台目久保彦兵衛の豪勢な住宅の主屋部分を移築復元したのが蘇梁館です。
 
20220501児玉ひとみ人形展
  
もしかして生きているかと思う様な人形に魅入ってしまいました。はじめに目にそして口に引き込まれ、表情が観る方向によって変化していくのがすぐ分かりました。哀しげだったり凛としたり微笑んだりと様々に、止まった姿勢の女の子が表情を変えていくのでした。それを伝えたくて動画を何本かスマホですが撮らせていただきました。動画をご覧になりたい方は私のinstagramでご覧頂けます。(instagram:@todahideaki)
 
人形だからじっと見つめ続けることができます。もし相手が人形でなく人だったそんなことはなかなかできません。それも女性であると失礼にあたります。思う存分ゆっくりと舐めるように顔を観るというのは相手が人形であってもちょっとドキドキします。
 
児玉ひとみさんには、何十年も前にグラフィックデザイナーの同業同士の懇親会にてお会いしていました。以前から柔らかで気取らず、そして可愛い方です。
 
20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

拝領松材は巨木で直径70cm以上と思われ、推定樹齢200年以上であり、旧久保彦兵衛邸の「梁(はり)」として使用されました。
大聖寺藩有林の中でも特に松材は御林山、松山と称して松奉行を置き、巡視管理に当たった御用林材を大聖寺藩主から拝領したということは、いかに久保家が破格の待遇を受けていたかをうかがい知ることができます。
その住宅(旧久保彦兵衛邸)の主屋が平成12年(2000年)から3年の歳月をかけ移築復元され、貴重な文化遺産としてだけではなく、地域の交流の場として一般に貸出しをしています。(リーフレットから引用)

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

20220501児玉ひとみ人形展

「船石の庭」と称し、日本海を航海する五艘の北前船を石組で表現しています。(蘇梁館のリーフレットから引用)



スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント